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2022年06月29日
【翻訳】第2幕を控えた『なぜオ・スジェなのか(原題)』ファン・イニョプ、心を癒す「ヒーリング語録」


※放送の内容に関する記載がありますのでご注意ください。
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現在韓国で放送中の『なぜオ・スジェなのか(原題)』での、ファン・イニョプの「ヒーリング語録」が公開されました。

『なぜオ・スジェなのか(原題)』は、成功だけを追い求めているうちに中身がからっぽになってしまった冷たい弁護士オ・スジェ(ソ・ヒョンジン)と、彼女を守るためなら何も恐れないロースクール生コン・チャン(ファン・イニョプ)の切なくもときめくストーリーを描いています。

ファン・イニョプは人の心を覗き見ることができる格別な共感力の持ち主「コン・チャン」役を演じ、オ・スジェの傷を理解し癒す誠実な台詞で視聴者にも癒しと慰めを与えています。ドラマが本格的な第2幕に入った中、繊細な感情演技と落ち着いた声で視聴者を温かい感動とときめきで染めたファン・イニョプ流のヒーリングモーメントを紹介します。

◆「少しだけ待ったり見回したりしてみると、いいことがそばに来ています。仕事も、人も」(第6話)
スジェとコン・チャンがお互いの痛みを共有しながら近づく場面です。スジェはTKローファームのチェ・テグク(ホ・ジュンホ)が自分の名前をマネーロンダリングに悪用したという事実を明らかにしたコン・チャンに、隠したい自分の姿が見透かされているようで恥ずかしいという本音を吐露しました。過去の殺人者キム・ドングという烙印を押され非難された時代を思い出したコン・チャンは「僕にもそういうものがあります。むしろバレてしまえばいいのに、最後まで気づかなかったりもするし。教授だけじゃないんです。だからチャラにしましょう、僕たち」とスジェの苦しい心情を十分理解し共感しました。

続いて「よくないことだけが押しかけてくるような時があるじゃないですか。でも、少しだけ待ったり見回したりしてみると、いいことがそばに来ています。仕事も、人も」と、淡々としながらも温もりいっぱいのコン・チャンの慰めは、自己恥辱感に包まれたスジェの心に穏やかに染み込み、笑みを浮かべました。ここでファン・イニョプの落ち着いた声と眼差しは視聴者の胸までじんとさせました。

◆「泣きたい時はただ泣いて、辛い時は辛いと言って。それでも素敵な人なのは変わらないから」(第7話)
ひたすら一人で世の中を相手に立ち向かわなければならない恐怖と寂しさ、悲しみの大きさを知るコン・チャンの慰めは格別でした。屋上から転落したパク・ソヨン(ホン・ジユン)に続き、車の爆発によるホン・ソクパル(イ・チョルミン)の死を相次いでその目で目撃したスジェ。自分の命まで脅かそうとする事故であることを察したスジェは悪夢から目覚めて涙を流しました。コン・チャンは目立たないように、全力を尽くすスジェにそっと近づいて「何を隠れて泣くんですか、かっこ悪い」と話しました。スジェがかっこ悪い人の隣になぜ座るのかと聞くと、コン・チャンは「素敵な人だと知っているから。人にはひとつの姿だけあるわけではないじゃないですか。数十種類、数百種類かもしれないし。そのうちひとつやふたつかっこ悪いのはかっこ悪いことじゃないです。 ただ素敵な人」だと答え、「泣きたい時はただ泣いて、辛い時は辛いと言って。それでも素敵な人なのは変わらないから」とスジェを励ました。

淡々とした口調で慰めながらも、ファン・イニョプの目には悲しみがにじみました。苦しんでいるソ・ヒョンジンを切なく見つめ、やがて一緒に涙を流してくれるファン・イニョプの姿はコン・チャンの苦しい感情がそのまま感じられました。

このようにファン・イニョプは慎重で繊細なコン・チャンとして、心を温め応援する台詞で、深い感動と余韻を与えています。また今後もどんな場面と台詞で見る人たちの胸を叩くか関心が高まっています。SBS金土ドラマ『なぜオ・スジェなのか(原題)』は韓国で絶賛放送中です。

引き続き、ファン・イニョプへの温かいご声援をよろしくお願い致します。